コースの特長
実践を通して育てる創造力。3つのジャンルが学びのフィールドに。
探究創造科では、「地域で学ぶ」をテーマに、ミニ四駆などの地域リソースを教材として授業を行っています。年間約140時間におよぶ学校設定科目「探究創造概論・演習」の中で、課題発見から仮説・検証までを行う探究的なプロジェクト型学習に取り組んでいます。科学情報コースでは、生徒の好奇心を刺激する“入り口”として『サイエンス』・『プログラミング』・『エンジニアリング』の3つを柱に、1年次には、分野ごとのプロジェクト型学習に取り組み、2・3年次には、それぞれ興味がある分野を選択し、クエストエデュケーションを行っています。
Sサイエンス
「サイエンス分野」では、調査・実験・分析などを通して、身近な「ふしぎ」や「気づき」から問いを見つけていきます。地域の自然や生き物に着目した自然科学的なアプローチはもちろん、林業をテーマとした材料科学、防災の視点から考える防災科学など、多様な切り口で「科学」に触れることができます。好奇心や探究心を原動力に、チームで協働しながらテーマを深めたり、調査・実験に取り組んだりして、自分だけの問いに挑戦する姿勢を育てていきます。
Pプログラミング
「プログラミング分野」では、micro:bit などの教材を活用しながら、プログラミングの基礎的な考え方を学びます。単にコードを書く技術を身につけるだけでなく、要件定義や設計といった開発のプロセスを体験的に理解し、「どのように考え、どのようにつくるのか」という流れを大切にしています。自分のアイデアを形にする実践を通して、論理的思考力や問題解決力を育成し、思い通りに動かない原因を探りながら改善を重ねる力を養います。さらに2年次のクエストエデュケーションでは、「ETロボコン」や「ゆる楽器製作」に挑戦し、実践的な開発経験を通して技術力に加え、協働力や表現力も高めていきます。
Eエンジニアリング
「エンジニアリング分野」では、ミニ四駆を教材に、「ものづくり」の面白さと、試行錯誤のプロセスを体験的に学びます。ミニ四駆は、モーターで駆動する小型の自動車模型で、パーツの組み合わせや改造によって走行性能を変えることができます。「何が速度に影響するか」をテーマに、仮説を立て、実験や計測を繰り返しながら、走行結果を分析し、改善を重ねていきます。さらに、CADソフトを用いてミニ四駆のカウル(外装)をデザインし、3Dプリンタで出力を行うことで、自らのアイデアをカタチにすることを体験します。観察・分析・検証を通じて「科学的に考える力」を養います。